神奈川県の北西部で、東京都八王子市や町田市接した場所にあるカタクリの花が群生するという珍しい場所に行って来ました。自宅（横浜市都筑区）からだと車で40Kmで2時間ぐらいかかります（平均時速20Kmぐらいしか進めない??）。

　この場所は個人の自宅の敷地の中で、カタクリの花が咲く時期になると一般市民にも開放されているんだそうです。JR横浜線・相模線、京王線「橋本駅」北口からも1時間に2本「かたくりの里」行きの臨時バスも出ているぐらいの（この時期）人気のスポットです。

　駐車場は、近所の空き地を解放していて、200台ぐらい駐車できるようです。ただし、アスファルトではなく土なので、ぬかるみには気をつけないといけません。

　山全体はかなりの大きさですが、遊歩道が整備されています。カタクリの群生地は１周200mぐらいの大きさでしょうか？写真を撮りながら歩きましたが1時間ぐらいゆっくりと回りました。

　ここにはいろんな花が咲いていて、ショウジョウバカマ、イワウチワ、キクザキイチゲ、ユキワリザクラなどなど、やっぱり花の名前を知っていればどれだけ貴重なのかがわかって楽しい場所です。

　カタクリの花は多年草の花で種から花が咲くまで７〜８年かかり、大変生育が難しい植物です。もともと雪が多く東北地方にしか自生しない花が、ここ関東近辺でこれだけたくさん自生しているのは貴重な場所です。

　ここのカタクリの花は何でも小野小町が秋田から持って来て植えたという事で、この地域が「小野」と呼ばれるようになったんだとか…。