自宅周辺のツツジの花はすべて終了してしまったのですが、芦ノ湖に建つ山のホテルのツツジが見頃を迎えているというので行って来ました。

　自宅から山のホテルのある芦ノ湖まで高速道路を乗り継いで2時間30分ぐらいかかりました。東名高速の横浜町田インター付近が少し混んでいたのと山のホテルの駐車場まで入るのに時間がかかったぐらいで比較的順調なドライブでした。

　去年の９月に来てから今回で２度目の芦ノ湖です。

　ここ「山のホテル」は三菱創業者である岩崎弥太郎の甥である岩崎小彌太男爵の別荘として建てられたものが元となっているそうです。

　現在は小田急グループのホテルとなっていて、ツツジの咲く５月上旬から５月下旬までが有料となっています。

　ベストシーズンという事もあって山のホテルのツツジ庭園は人でいっぱいです。今日はたまたまなのかも知れませんが、年配の女性グループがかなり目立ちました。

　シャクナゲの花も奥に咲いていましたが、たくさんの種類があるので、咲くシーズンがちょっとずつ違っているようで、終わった花とこれから咲く花と様々で全体が咲いているようには見えませんでした。

　帰りは成川美術館に立ち寄ったのですが、こちらは、人が少なくホッとするような感じの美術館でした。

　今日は暑い日だったのですが、風が涼しくて気持ちの良い一日でした。

　ちなみに今日の富士山は霞の中に浮かんだような富士山で、たくさんの人達がツツジと富士山を一緒に撮ろうとしていましたが、富士山が写らないとボヤいていました。

　普通のデジカメや携帯電話では、両方を一緒に撮影するのは難しいです。

　簡単に言うと大きなカメラは５６色の色鉛筆で絵を描いているのに対して、デジカメや携帯電話のカメラは１２色の色鉛筆で描いていると同じです(実際にはもっと色数が多いのですが…比喩的に)。

　暗い(ツツジ)方の色数をたくさん使うと、明るい方の色数が足りなくなって(空が)１色でしか書けなくなってしい、結果として富士山は写らないのです。

　最近のデジカメはＨＤＲ(ハイダイナミックレンジ)機能と言って、暗い写真と明るい写真を２枚撮影＆合成して両方満足させる機能も付き始めています。

　最近のデジカメおそるべし！